いかずち(粉質系早生タイプ)
緑黄色野菜の王様! 栄養価・熱量桁違い(^o^)/
カボチャの原産国はアメリカ。カボチャは西洋カボチャ、東洋カボチャ、ペポカボチャなどに分けられます。一般に西洋カボチャはホクホクして甘みがり、東洋カボチャは水分が多く粘り気があると言われています。現在日本で広く栽培されている西洋カボチャは「冬至にカボチャを食べると風邪をひかない」と言い伝えがあるように、栄養満点。カボチャには、ガン予防に効果的なベータカロチンが豊富。ベータカロチン以外にも、ビタミン類、ビタミンB1、B2、C、さらには抗酸化能力が高く、血行をよくし、皮膚のすみずみまで酸素と栄養素をいきわたらせるビタミンEは、緑黄色野菜の中でもトップクラスです。また食物繊維も豊富に含まれます。
肥料を効かせて太陽の光をたっぷり当ててやると、ごろごろ〜♪
ホクホクの高粉質、成熟日数約40日の極早生種。 果実は編円型の1.7〜1.8kgで、濃緑色の地に暗灰緑色のちらし班が入る。 果肉は高粉質で肉厚。色は濃い橙黄色。 草勢は中程度。肥料は多めに施してもツルボケになることはほとんど無い。 葉は中葉で白いかすりが生じる。葉柄・節間ともにやや小型。「いかずち」の葉は少し変わった色をしています。
なり逃げ必勝!の「いかずち」南瓜は独特の葉の色・模様をしています。通常、緑色一色の葉ですが、「白いかすり模様」が出る場合があります。これがこの品種の特徴で病気ではありません。
個性的だろう〜♪なり逃げるぜ!!
ごぞんじですか? 冬至南瓜は家庭菜園でも作れるってこと!?(@_@)
「いかずち」はその性質上、抑制栽培にも非常に適した品種です。冬至に「いかずち」を食べて、冬を乗り切りましょう!左記の表は抑制栽培用の栽培カレンダーです。カボチャにとって霜は大敵です。霜が降るまでに収穫出来るよう、カレンダーに日付を記入して、栽培計画を立てましょう。 元肥は春作の半分程度・親ヅル一本整枝・アブラムシに注意。 欲張らずに一株に一個の収穫としましょう。春作のようにツルを何本も出して数を取ろうとすると、初霜までに間に合わず全てがダメになります。
欲張らずに一株に一個!確実に完熟果を収穫しましょう!
南瓜栽培は接ぎ木不要、実生でOK!今年の菜園は自家育苗で!
南瓜の根は連作障害に対して強く、接ぎ木の台木にも使用されるほど。ですので一般家庭菜園において西瓜やメロンのように接ぎ木をする必要は無く、実生でOKです。9cmポットで育苗の場合、育苗期間はザックリ45日程度。今年の菜園は自家育苗で行ってみませんか?
接ぎ木は不要ですので、ウリ科の育苗は南瓜で練習だっ!
播種する前日に種子を袋から出しておきましょう。そして、同じく前日に、播種予定のポットに培土を詰めてタップリ潅水して馴染ませておきましょう。
発芽を上手にさせるコツのひとつが「水分」です。播種前日のこのひと手間がとても大事です。
つまり、種子はとんがった方を上にして、やや斜めにセットされます。そして、前日に潅水した培土は余分な水分は排水され、良い感じの含水量になっていると思います。覆土をした後は潅水不要です。
そして!この状態で温度をかけずに一晩放置します。一晩かけてじんわりと種子の中心まで吸水させます。風が当たる場所では、タオルなどをかけておくと不測の乾燥を防ぐことが出来ます。
そしてなんと!!タネは、この一晩の間に吸収しすぎた水分は培土にはき出します。自然とは良く出来ています。
水分量が適切であれば、あとは「地温」。25℃前後をキープ出来れば4〜5日で頭を持ち上げてきます。
何となく人情として、発芽するまではマメに水をやってしまうのよね...。でも、ほとんどのケースで潅水過多に陥ってトラブっちゃいますね...。我慢する胆力が必要です。
播種・催芽・苗作り、悩む水分管理。その弐
気になる方は上記文字↑↑↑か下画像↓↓↓をクリック!
双葉が完全展開すると、今度は晴天日は葉からどんどん水分を蒸散させ光合成をします。過乾燥で萎れさせると大ダメージですので、注意しましょう。
潅水はメリハリが大事です。やる時は鉢底からしたたるまでしっかりと。控えるときは萎れない程度まで我慢します。
一番やってはいけない潅水の仕方が「毎日ちょっとやる」です。なぜダメかというと、ほとんどの場合「ちょっとやる」とポットの上だけが湿って、底が乾いてしまうんです。こうなると、生育初期に伸長した大事な一発目の種子根が大ダメージを食らってしまいます。
ポットの底が乾くと言うのは意外かもしれませんが、実際結構あるんです。根の大部分がポットの底に集中しているので、やっちゃうと「よわよわの徒長苗」になってしまいます。
画像の苗は、あんまり底が乾くから根が水分を求めて上に上がってきているのがわかりますか?この状態で潅水が遅れて乾かしてしまうと根が大ダメージを食らいます。
南瓜は葉が大きいので、育苗途中スペーシングを行い少し広めて、サンサンと太陽光線が当たるようにしましょう。
良い苗に仕上がりました!さあ、菜園に定植してやりましょう。