黒マルチを味方に付けるべし!

マルチを使いこなして「楽(ラク)」して楽しく家庭菜園

写真 数々ある農業資材の中で、色々な意味で効果とコスパが1番良いのは、マルチングフィルムだと私は思う。通称「マルチ」。ポリエチレンを主原料としていて「ビニールやPO」よりも安価。

その中でもダントツで使い勝手が良いのは「厚さ0.03mmの黒マルチ」であると私は思う。


マルチと一言に言っても色々あり、黒・白・緑・透明・シルバー等々、理屈を理解していないと迷います。詳細は別の機会にお話しすることにして、マルチ全般に言える効果はザックリ大きく下記の3つ。

効果1つ目

まず、大前提としてフィルムで畑面を覆ってしまいますので「雨」は通りませんが、逆に「乾燥」もしにくい。「土壌水分が安定」する。

効果2つ目

写真 使用するマルチの種類によって
「地温をコントロール」する事が出来る。

効果3つ目

太陽光線を遮断するマルチを使用すると「雑草の発生を防げる」。

家庭菜園ビギナーほどマルチを使うべし!黒マルチ編

写真

家庭菜園をするにあたり、おそらく1番最初の難関が「潅水」と「除草」であると私は思う。特に「除草」は初心者であればあるほど手遅れになると、心を折られる破壊力を秘めています。中年のおっさんになると、折れた心は簡単には戻らないのです。たかが雑草となめてかかってはいけません、私の知る限り「雑草」より生育の早い「野菜」はほとんどいません。
つまり、何らかの対策をしないと「野菜」より先に「雑草」が生育してしまい、まさに「雑草畑」になってしまいます。

では、どうやって除草するか。

1、抜く

写真

シンプルな直接攻撃で、対象になった雑草はひとたまりも無いでしょう。しかし、世の中にはこう言うことわざがあります。「多勢に無勢」いかに昆虫の中で最強のカブトムシでも、アリの大群には負けるのです。圧倒的多数でジワジワ来られると、どうしようもありません。

2、除草剤を使う

写真

近代農業では除草剤と言う秘密兵器があります。これは非常に強力で対象になった雑草はひとたまりも無いでしょう。しかし、多くの除草剤は「全ての植物」を対象にした薬剤。野菜と雑草が混在している畑で雑草だけに散布するのは至難の業でありましょう。

3、黒マルチを使う

写真

きました大本命の黒マルチの登場です。いかにしぶとい雑草とは言え植物である以上、光合成が出来なければ生育できない生き物です。黒マルチは太陽光線をほぼ通しません。つまりマルチの下には光が無いため雑草は生育出来ません。そして、必要なところだけ穴を空けて光合成させ、野菜だけ育てるわけです。実に理にかなっています。

もう一つの難関「潅水」

まだ寒さの残る春先ではさほど畑は乾燥しません。数日に1回の潅水でも十分事足りるでしょう。しかし、季節は進み初夏を迎えると事態は一変します。畑の水分は凄まじい勢いで無くなっていきます。
理由は主に2つ、

1つは気温・地温が上がり単純に乾燥するスピードが上がる。

もう1つは野菜が大きく育つと、その分、葉からの蒸散量が増え水分を多く消費する。

と、言う事です。土質にもよりますが、それこそ毎朝毎晩、潅水する必要が出てくるでしょう。蛇口をひねれば水が出てくるような畑ならまだ良いが、ポリタンクで運ばないといけない畑は...。やってられないですね...。黒マルチを施工しておくと、少なくとも土面よりの自然乾燥は防ぐことが出来ます。潅水の労力は半分以下に軽減されることでしょう。マルチ展張前に畑土の鎮圧をしておくのも効果的です。

黒マルチを味方に付けるべし!

黒マルチの効能は、まだまだたくさんありこんな物ではありませんが、いかに「楽(ラク)」して楽しく家庭菜園をするかが長続きするポイントです。小難しいことはとりあえず置いておいて、黒マルチを使ってみて下さい。綺麗にピシーッと張れるようになると、気分も良いですよ!また機会があれば、黒マルチをパツパツに張る方法なんか、お話ししましようね。

おしえて!!野菜づくりいまさら聞けない!?園芸用語集ちょっとドキドキ農具の使い方Q&Aこんなときどうしたら…