寒い時期からスタートする苗作り、頭を悩ませる温度確保。

さあ!今年の家庭菜園もスタート!まずは播種ですねっ!

写真季節はまだ2月、寒いですねーっ。到底常温じゃどんな野菜の種を蒔いても芽は出てきません。葉菜類・根菜類なら暖かくなる季節まで待って播種しても家庭菜園ならばOKです。しかし、果菜類、特に「ナス科」の仲間は定植サイズの苗(春先店頭で販売しているポット苗)になるのに約2ヶ月位かかります。

そうすると、4/下に苗が欲しい場合は2月になったら準備を始めないと間に合いません。



西瓜を代表に「ウリ科野菜」は「ナス科野菜」よりも苗の生育スピードが早いので、暖地であれば3/中〜下旬頃の播種でゴールデンウィークの定植に間に合います。

ウリ科は少し余裕があって助かります〜。接ぎ木される場合は約1週間前倒しですね!でも、どっちにしても世の中はまだ寒いのです。

写真そこで立ちはだかるハードルが温度の確保。地温20〜25℃をキープするのは中々大変。本職の育苗屋はビニールハウスと電熱線でこともなげに催芽環境を作り出します。しかし、家庭菜園でそれをやるのは規模が大きすぎます。一番小さなサイズの農電マットでもベニヤ板1枚分くらいの大きさです。量販店に行くと家庭菜園向けに小さく作り込まれた育苗セットも販売されていますが、結構お高い・・・。

1〜2諭吉くらいかかります。

写真今までは地温を確保するために、ビニール袋に入れて日に当てていましたが、これは地味に「面倒くさ」くて「気を遣う」作業でありました。意外に外は寒くても太陽光線は偉大な物で油断しているとギョーンと温度が上がるのです。

もうちょっと気楽にやりたいと思いつつ、お金はあまりかけたくないと思いつつ。

写真何か良い物は無いかなとホームセンターで物色していると...!!このような物をペットコーナーで発見!「ハ〇スターぬくぬくマット」
なになに...寒い冬もこれでぬくぬくサーモ内蔵25℃前後をキープ。
「ほほう!」
オシッコも通さないビニール仕様でお手入れも簡単。コードもかじられないガード付き。
「ほほう!!」
観葉植物にもお使い頂けます。「これやっ!」

そして店頭価格は3野口、買いました。
 

いままで育苗に使っていたタッパーに、培土を詰めて潅水して乗っけてみましたよ。25℃でピタリ、完璧やん!これは楽やわ〜、催芽がとても簡単になりました、もう手放せません。 (これね〜サーモ内蔵ってのが、とてもイイ。サーモを別で買わなくても良いし配線も1本なんでスッキリ〜♪)

    
ご使用に関しては、くれぐれも自己責任にてお願い致します。

地温が安定すると発芽も安定します。電熱器の恩恵はすごいものです。しかし、電熱器を使って安定的に温度を確保しただけでフルオート発芽とはいきませんので、種子の発芽の理屈は頭に入れておきましょう!

「温度」「水分」「空気」「(光)」の3つ(4つ)ですよっ! 発芽と育苗培土の量について考える
気になる方は上記文字↑↑↑か下画像↓↓↓をクリック!
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