ホーム >葉菜類 >ブロッコリー・花椰菜
夢ひびき「セカンドーム型」
栄養バランスがGood!! さらに美味しい〜!!
ブロッコリーはアブラナ科の緑黄色野菜でキャベツの仲間。和名は「ミドリハナヤサイ」。 カリフラワー「和名・ハナヤサイ」の原型で、原産地は地中海沿岸と言われている。 大変栄養的に優れた野菜で、風邪予防、美容にも効果的なビタミンCがレモンの約2倍含まれ、 さらにカロチン、食物繊維などもたっぷり含んでおり、 まさに野菜の優等生!! 紀元前2000年頃にローマ人が食用にしていたのがブロッコリーの利用の始まりと考えられているが、日本へ は明治時代始めにカリフラワーと共に伝わってきた。当時の日本ではあまり人気がなかったようだが、 日本にいたアメリカ軍人向けに徐々に栽培が増え一般的に利用されるようになった。 現在では食卓に無くてはならない存在となっている。
まずは立派な頂花蕾を収穫した後、さらに大きな側花蕾が続々穫れる「セカンドームタイプ」極早生ブロッコリー。
春夏蒔き兼用種の極早生タイプ。夏蒔きでは収穫まで約85日かかります。低温期の春蒔きは約100日かかります。ボトニングが発生しにくく春作も可能。春作では生育スピードがやや遅くなるが、高品質な花蕾が収穫できる。花蕾は大型のドーム型で良く締まり、揃いが良い。
花蕾の性質は基本的に頂花蕾穫りと同様であるが、収穫後大きな側枝が\早く発生する「セカンドーム型」
色は濃緑で、ビーズは細かい。草勢は中程度、草姿は立性で根張りよく、耐倒伏性に優れる
頂花蕾が良いのは当たり前、夢ひびきは「次」が良いんです!
夢ひびきのセカンドームは並の品種より発生が早く大きいのだ!何故か!理由があります。
どんなブロッコリーでも、頂花蕾を収穫した後放っておけば、いつかはセカンドが出てきます。家庭菜園向けの品種は、頂花蕾の収穫前に側花蕾が生育してきて、肝心の頂花蕾が美しくまとまりにくい。(家庭菜園でもやっぱり立派な頂花蕾はドン!と収穫してニンマリしたい...。)プロ向けの品種は側花蕾が出ると頂花蕾の品質が落ちるので中々出てこない特性。
夢ひびきは、丁度その中間のいいとこ取りの特性!頂花蕾の収穫前に実は側花蕾の芽は出来ている。が、しかし、頂花蕾をとらないと動かずにじっとしていて、今か今かとスタンバイ。頂花蕾を収穫したら、待ってましたとばかりにセカンドームが間髪入れず生育開始!だから早い!だから大きい!だから...つぎが楽しいのです!
このような特性を持つ「夢ひびき」当然のことながら〜♪セカンドの次はサードが発生しますよ!
夢ひびきを栽培してみると解ると思うのですが、この品種は馬力があります。デカイ花蕾を収穫するにはそれなりの馬力が必要です。セカンドームの収穫を終えた株は、ゴツいです。馬力あります。少々寒かろうが、風が吹こうが、アオムシのアタックを食らおうが、追肥を一発かませばデカいサードドームを狙えます。
サードドームは夢ひびきの馬力を活かし、追肥を一発入れて逃げ切りスタイルで攻めます。アントシアンフリーの品種では無いので、キツい寒や霜を食らうと赤紫色が発現しますが、これはいわゆるポリフェノールの一種、栄養価はアップします。(ただ、ビジュアルがイマイチ...。)良いじゃないですか、美味しさ、栄養価のアップした野菜を食べられるのは家庭菜園の特権!温度が落ちていきますのでアオムシのアタックもトロい!逃げ切り必勝です。
そんな訳で、頂花蕾をバッチリ収穫しよう〜!
さてさて、軒先で育苗していた夢ひびきの小苗を9月10日に菜園に定植。植え穴潅水しっかりやって、ゆるい遮光をかけますよ!速やかな初期活着がキモですよ!(活着してムクリと動き出したら、天候の様子を見ながら早めに被覆は除去します。)
そんなこんなしているウチに季節は11月に突入。小さな頂花蕾が上がってきましたよ〜。ムクムク大きくなり見ていて楽しいです♪そろそろ収穫かな?今晩のおかずはクリームシチューかな?
1株目の頂花蕾を収穫して、ちょっと油断しました...。あらら〜デカイ!大きくなりすぎました〜。これは食べ応えがありそうです...。
本職のブロッコリー農家であれば規格外ですが、家庭菜園では問題なし!言い換えるなら大漁です!(いい訳やろっ!)
畑からキッチンへ直行、この頂花蕾はチョイとデカイので、夕飯で一発で消費するのはちょっと多い。根元の何枝がバラしてレンチンし、お昼ご飯で頂きます。ブロッコリーはボイルすると栄養価が結構流亡して落ちるらしいので、レンチンが良いらしいです。
アツアツにマヨネーズをグリグリッとかけて頂きます!ウムッ!うまし!家庭菜園万歳っ!!
秋作の遅い時期では低温によりアントシアンによる着色が発生することもあるので、肥料切れに注意して下さい。
でね、サードドームを収穫せずに置いておくと、どうなる?(*´д`)??
あっはっは〜♪ こうなるよね〜♪ みんな一度はやっちまうよね〜!(●´艸`)フ゛ハッ
ブロッコリーに限らず植物は、人間に食べられるために生育しているのではなく「子孫を残す」ために生育している訳で、当然条件が整えば花が咲き種が出来る訳です。(そもそも、ブロッコリーは蕾を食べる花野菜だけどね。)それら植物の性質をうまいこと使って、食料になる形状で収穫するための指標が絵袋の裏に記載されている「栽培適期表」です。各々植物の生理を理解しつつ栽培の目安にして下さいね。
ちなみに、キャベツや白菜なんかはもっとすごいよ〜!キャベツが真っ二つに割れてど〜んと!あはっ♪(^∇^*)*^∇^) あはっ♪
秋野菜は品種も品目も多くて楽しいですね!お好みでMy秋野菜苗セットを作りましょう!
秋野菜は色々あって楽しい。キャベツに白菜、ブロッコリーにレタス、カリフラワーと目移りしてしまいます。種苗店やホームセンターでもシーズンになると色々置いてありますが、意中の品種があるとは限らず、生育ステージも結構バラバラだったりします。育苗期間も短いので自家育苗にチャレンジしてみませんか?
育苗のコツは、「風抜けの良い、明るい日陰で育てる」です!
よし!今年の秋野菜はタネから行こう!自家育苗にチャレンジだ!と思い立ったのは良いけれど、いざ育苗してみると、胚軸がびよーんと伸びてベロベロの徒長苗になってしまうことありませんか?下記画像は、同じ日、同じ培土、同じ品種を播種した物です。この違いはポットを置いている場所の違いです。良い感じの方は、明るい日陰で風通しの良い玄関先。徒長している方は、直射が当たる庭のウッドデッキの上です。
何でなん?何故、日陰が良いの?植物は太陽の光は多い方が良いんじゃないの?株間を詰めて定植したら光線不足で良くないと教科書には書いてあるし!って思いませんか?ごもっともなご意見です。
でも、今回の件は「温度」なんですよ。大体秋野菜の播種時期はお盆前位までですよね。キャベツにしても白菜にしても多少適温は変わりますが、大体20℃位です。はっきり言って暑いんですよ8月の日なたは。平気で直射日光が当たっているところは35℃位までポーンと上がります。その状況では、たった1〜2日でニュッと徒長してこうなります。
まっ暗は困りますが、明るい軒先の日陰であればこの時期なら光線量は十分あります。秋野菜の育苗は「風抜けの良い、明るい日陰」がポイントです。秋野菜の活着の重要性について
気になる方は上記文字↑↑↑か下画像↓↓↓をクリック! | |
↑↑↑ ↓↓↓ |
ブロッコリー栽培は油断大敵!いろんな奴らが狙っています!
ブロッコリーはアブラナ科植物。アブラナ科は実に色々な虫のエサになる植物です。「モンシロチョウの幼虫」を代表とするいわゆる「アオムシ」は何らかの防除をしないと、穴だらけになります。美味しい物は、虫もよく知っています。ですが、せっかくの野菜を虫にくれてやるわけには行きません、対策を立てましょう。あぁっ! よく見るといっぱいいるぅ〜!!(T^T)うわぁ〜ん!
農薬(殺虫剤・殺菌剤)をピシャリと良く効かせるひと工夫。
気になる方は上記文字↑↑↑か下画像↓↓↓をクリック! | |
↑↑↑ ↓↓↓ |
家庭菜園は物理防除が有効。防虫ネットでトンネルを作ろう!
完全露地栽培では虫の防除が大変。防虫ネットでトンネルを作り、その中で栽培すれば無農薬でも栽培可能。防虫ネットトンネル栽培、オススメです。