ナスの接木育苗にチャレンジ!
さて、季節は1月の半ば...。新年明けましておめでとう!なんて言っていたと思ったら、あっという間に正月休みも終わり、現実に引き戻されてしまう今日この頃...。
1月半ば、久々に奈良県も雪が降りました...。あぁ寒い寒い...。
ウチのニワトリさん、あなたたちは寒いのへっちゃらやなぁ。
新年一発目の播種は、ナス系になりますねぇ。今年は家庭菜園界隈で美味しいとうわさの「ふわとろ長」を栽培してみようと思います。
さて、今回は接木苗で行こうかな。せっかくの自家育苗ですから、台木は地元、奈良県育成種の「カレヘン」で行ってみましょうか!季節はまだ1月、ナス系の発芽温度としては25℃位の地温は欲しい所...。どうしても熱源が必要になりますな。
ハ〇スターぬくぬくマットの出番です。(自己責任で)
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こう言うのがあると、温度管理は自動でやってくれる、効率も良くて安心。
寒季に育苗経験の少ないビギナーの方には強い味方になりオススメです!
(しかし...カネがかかる...(涙))
いつものように9cmポットに竹串を使ってシパパッと12〜15粒ほど播種します。ササッと覆土をして、一晩玄関内(凍るとマズイので)に放置。翌日から温度をかけます。
ナスは嫌光性種子であるし昼夜で変温がベストであるけれど、まあ、我々は本職の育苗屋ではありませんから、25℃しっかり温度がかかっていれば良しとしましょう。
温度をかけ始めてから約10日、発芽が始まりました。ナスの生育はゆっくりです。発芽
が始まれば日光は重要。しっかりと光線量は確保しましょう。
鉢皿は被せっぱなしで、この10日間潅水はゼロ。1週間過ぎた辺りから毎朝土表面が割れてないかチェック、首を持ち上げだしたら鉢皿は除去、日光に当てていきます。
上記画像から約4〜5日後、双葉がほぼ展開しました。
カレヘンの播種が1月14日、今日が1月30日、半月かかったと言った所ですねえ。
さてさて季節は1月下旬、台木の発芽が始まってから約10日後、穂木の「ふわとろ長」を同じように竹串を使ってシハパッと播種します。
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播種後の管理はカレヘンと同じ。発芽が始まるまで鉢皿は被せっぱなし潅水はなし。発芽が始まれば鉢皿除去、右画像はそこから約一週間後。
はいはい、穂木の「ふわとろ長」もようやく双葉が展開しましたねぇ。播種1月28日、鉢皿除去2月4日、双葉展開2月12日と言った所です。
2月中旬、「カレヘン」と「ふわとろ長」はこんな感じです。ここからは割と生育差は無くなってきて揃ってきます。カレヘンの初期生育がゆっくりでしたねぇ。
余談ですが、トルバムビガーと言う古くからあるナスの台木があるんですが、これはさらに初期生育が遅いため12月から始めないと間に合わないらしい...。マジで?
季節は3月初め。集中催芽スタイルで育苗しているため、本葉2枚展開したら鉢上げのタイミング。画像はカレヘン。
植え替えのショックを軽減させ失敗を防ぐ為に、鉢上げ前日に準備開始。ポットに土を入れてしっかり潅水後、ビニール袋をかぶせて地温を上げておきますよ。
今回は、家庭菜園での少量育苗ですので、成功率を重視で呼び接ぎ(呼刺し接ぎ)をやってみますかね。接木の成功率や後の管理はこっちの方が楽なんで。呼ぶ場合は、居接ぎが楽なんで寄せ植えにすると気を遣わなくて良い。そこまで大きな鉢でなくても良いか。6cmで行こうか。
そうしたら鉢上げ&寄せ植え行きますか。ふわとろ長とカレヘンを鉢から抜いて、ザックリと培土をバカンと割り展開します。
フワッとほぐして、ババッと土を払って、ササッと穴に差し込んで、キュッと土寄せ、はい!寄せ植え&鉢上げ完了。穂木と台木を区別するために、目印を念のためにつけておきましょう。
うっかり逆に接いだら、後日事態が判明した時点でメンタルをやられて再起不能に陥ります。
鉢が小さいため過乾燥には注意。潅水用の水は育苗床に置いておき、同温にしておくと温度ショックが少なく根痛みを軽減できます。
水道の水を直はダメョ冷たいから...。
季節は進み、鉢上げから約3週間。胚軸の太さも出てきてしっかりしてきましたね。さて、そろそろ接ぎましょうか。
刺してある爪楊枝は、穂木と台木を間違えないようにするための目印です。
下の方の葉は邪魔なんで除去します。よく切れるカミソリでカレヘンの胚軸をスパッと切ります。
画像のような感じで、切り口は上向きで!
逆にしちゃダメですよ!根から吸い上げた水は下から上へ送られます。
位置をザックリ合わせて、穂木を画像のように切り込みます。切り口は下から上に切り上げますよ!
合体!接合面はピッタリとくっつけます。画像のような感じで逆Y字になります。
クリップオン!ずれないように接ぎ木クリップで挟んでおきます。
いつもスイカで使っているウリ科の接ぎ木クリップでしっくりきます。イベントでもらったゴムのクリップも使ってみました。こちらも当たりが柔らかく良い感じです。色々な資材がありますねぇ。
呼刺し接ぎを行って大ザックリ2週間後、季節は4月初旬。穂木もしっかりしてきましたね。接ぎ木部分もしっかり癒合しているように見えます。
さてさて、それでは穂木の自根を切り離し、台木の根で活動開始して頂きましょうかね。
では!穂木の軸を接いだ部分の少し下で切り離します。くれぐれも間違えて台木の軸を切らないように!(これね...もし間違えて台木を切ろうもんなら、メンタルをやられて、さらに物理的に再起不能に陥りますので、くれぐれも...くれぐれも間違えないように...。)
穂木の自根を切り離したら、その流れでポットを9cmに鉢上げしましょう。6cmのままではそろそろ限界やし、水管理も大変。9cmにあげれば健全に生育するし管理も楽。念のため、接ぎ木クリップはあと3〜4日つけたままにしておきましょう。
ちょっとこの時期は頭が重くてグラグラしますので支柱を立てます。ウチにはちょうど苗用のプラ支柱があったのでこれを使いました。竹ヒゴでも何でもOKです。
ついでにIB化成(肥料)を一鉢に一粒入れておいてやりましょう。(おつかれ、まあメシでも食って落ち着いてくれよ!)
季節は進み、自根切り離し&鉢上げからザックリ3週間後の4月中下旬。いい感じの苗に仕上がりました。
接合面も完全に癒合し、もう菜園に定植しても良いですねぇ。はい!と、言うことで寄せ植えからの呼刺し接ぎ、育苗完了です!6株接いで全株活着、やっぱり接木作業時、穂木・台木どちらの根も稼働していると、しおれないので失敗しませんねぇ。手間はそれなりにかかりますから本職の育苗屋はやりませんが、家庭菜園では呼接ぎが良いですね!
が!しかし、ウチの菜園の準備がまだできてへん〜。あと数日育苗延長!ちょっとまってておくれやす。
今回、せっかくなんで、色々な接ぎ方でやってみましたが、まあ、どれでも良く出来ます。お好みでどうぞ!




























































