夏の砦(なつのとりで)
全世界のダイコンは、ほとんど日本人が食べている!
ダイコンはアブラナ科ダイコン属の越年草。日本での歴史は古く最古の書物である「古事記」にも記載されている。春の七草のひとつ「すずしろ」であり薬味や煮込み料理にも使われるなど、利用の幅は広い。大根は生産量・収穫量ともに日本が全世界の9割以上を占めていが大根は日本生まれの野菜ではない。大根のルーツには諸説あるのだが、原産はヨーロッパ地中海から中央アジア にかけてだというのが定説になっている。そこから東西に分かれヨーロッパ、アジア、日本へ伝わったとされている。ダイコンは繊維質が多い健康食品。95%が水分でビタミンCと消化酵素のジアスターゼが豊富。ジアスターゼは熱に弱いので、生のまま食べるのが効果的。辛み成分イソチオシアネートには抗ガン作用がある。
梅雨・高温との闘いを制す!生理障害に強く強健な夏大根( ̄▼ ̄*)
耐暑性に優れ、赤芯・黒芯症などの生理障害に強く、軟腐病にも強い。晩抽性で冷涼地・高冷地の5月下旬播種が可能。形状は尻詰まりが良く、中太りしない円筒型で根長は35〜38cm、根径7.5〜8cm。葉は濃緑の小葉で極立性、葉がちになりにくく曲がりも少ない。青首は鮮緑で、肌にツヤがあり美しい。
肥料はやや多めとし、根の伸長・肥大を初期から促す。高温期の栽培となるので病害虫の防除に努める。
夏の暑さは強烈(; ̄д ̄)、雑草も生える。そこで白マルチ登場!
最近は温暖化の影響もあってか夏が暑い・・・。いくら耐暑性のある品種をチョイスしてもダメなときもあります。適度に降雨があればまだ良いのですが、猛暑・乾燥状態が続くと、さすがにしんどいです。そこで救世主になるのが白マルチ(白黒マルチとも言います。)太陽光を反射して地温上昇を防ぎ、なおかつ裏側が黒いので光を通さず雑草も抑制します。一度ためしてみては?
夏大根栽培の秘密兵器「白マルチ」だ!仲間にシルバーマルチや最強のアルミ蒸着タイプもあるぞっ!