こがね(黄色い西瓜と言えば、たぶんこれ。)
夏はスイカ!を食べましょう〜(^o^)
スイカの原産地は南アフリカ。紀元前5000年頃には栽培がはじまり、エジプト、ギリシャへと広まったとされている。その証拠に、紀元前4000年代の古代エジプトの壁画にもスイカが登場している。日本への到来も古く、平安時代には栽培がはじまっている息の長い果物だ。ウォーターメロンとも呼ばれ、その90%が水分、10%が糖分という大変みずみずしい食べ物ですが、もちろんその中には様々な成分が含まれています。注目されている成分がリコピン、カリウム、シトルリンと三つあり、スイカは肝臓だけではなく、腎臓にもとてもよい食べ物だと言えます。主にスイカを食べると言ったら夏。バテやすく、食欲も落ちがちな季節ですのでスイカを食べましょう!
黄肉(クリーム)スイカの代表格といえばこの「こがね」ですね!
クリームスイカの代表格といえばこのスイカのこと。 肉色は鮮やかなレモン色。草勢は強く節間は長い。糖度は平均12度で安定、雑味の無いクリアな甘みです。肉質は軟らかめ。サイズは8〜12kgで果形は高球形で、やや細めの縞が入ります。10kg越えも容易にねらえる大玉スイカです。成熟日数は45〜48日の中生種。草勢が強く大果になります。やや広めに栽培すると良いです。
鮮やかなレモンイエローの果肉、雑味の無いクリアな甘さが自慢です。
鮮やかなレモンイエローの果肉、雑味の無いクリアな甘さが自慢です。黄肉(クリーム)スイカといえばこの「こがね」を指す場合が多い。この「こがね」は非常に雑味の少ないクリアな甘さが自慢の品種です。赤肉種とはまたひと味違うもう一つの西瓜です。とくに、糖度12度を超えた「こがね」の美味しさは何とも言えず、ちょっとしたカルチャーショックを受けるかもしれません。大玉系の中では大きくなる方で10kgを超える物もめずらしくありません。糖度の高い「こがね」の美味しさは格別!
三色並べば色鮮やか!スイカももっとカラフルに〜
今まで無かったオレンジを加え、三色になった西瓜。家庭菜園ではもちろんのこと、直売所などで三色並べておけば注目の的になること間違いなし!何か目玉商品をお探しの方、オススメします!!三色になり色鮮やか!「クールチャージ潤」を入れると何と4色に!カラフル〜(^▽^)
スイカの天敵!あの黒いヤツにはどう対処すればいい!?
スイカの天敵、カラスに有効な対策法とは?まずはCD、カラス模型など、目の良いカラスの「視覚に訴える」対策。しかし、カラスは大変賢く、すぐに慣れるので様々な変化をつけていく事が大切です。頭の良いカラスは「何かいつもと違う・・・何かヤバイ・・・」と感じたら近寄ってきません。安心させてはいけません。イヤガラセを継続的に!また、「縞模様がない」「色が違う」「大きい」などのスイカをチョイスするのもベター。頭の良いカラスは縞模様や形状からスイカを選ぶ習性があるからです。あまり大規模菜園でなければ防鳥ネットを展張するのが物理的に最良です。ダンポールなどのトンネル支柱資材を活用し防鳥トンネルなどを作ると良いです。
カラスの頭の良さを逆に利用してやろう!
西瓜の接木苗を定植したはずだけど?おやおや?見慣れない葉っぱが?
園芸店で西瓜の接木苗を買ってきて定植したけれど、しばらくしたら何やら西瓜とはあきらかに違う葉が出てきた?さては、まがい物の苗をつかまされたのか!?
これは、家庭菜園を何年かやっていると、一度ぐらいは皆さん経験があるのではないでしょうか?そう、台木の新芽が再生して生育した奴ですね。
油断していると画像のように大きくなってから「あちゃあ〜っ」みたいな感じで気づきます...。見つけ次第、即除去しましょう。基本、夕顔台木は西瓜より生育は早いし、葉は大きいし、パワーがあります。覆い被されて西瓜が負けてしまいます。(割り接ぎで接いだナスやトマトでも、たまに見かけますよね...。)
放っておくと、巨大な果実が実るんですけど、食べられないし、皮硬いし、重いし、どうしようも無いな...。石器時代なら、良い器になるけどね...。
夏頃になると良くお問い合わせ頂きます、この症状なんだかわかります?
主に放任栽培をされている方から、初夏〜お盆にかけて「葉っぱが何かおかしいんだよ〜」や「黄色い斑点が出てきてどんどん酷くなるんです〜」みたいなお問い合わせを良く頂きます。恐らく程度の差はあれ左記画像の様な感じだと思われます。この症状なんだかわかります?
これは病気じゃないんです。「ダニ」の食害なんです。画像は比較的初期の症状なんですが、酷くなると黄色い斑点で葉がダマダマになります。
葉の裏をめくってみてみると、ちっちゃい点々が見えますかね、矢印が付いていないとこにもチョイチョイいますね〜。(老眼のおっさんの目ではもはや限界です...。)葉に黄色いカスリをチラリとでも確認したら、即防除をしないと手遅れになります。(この症状を知らないと、何かの病気か生理障害と勘違いしてしまうんです。どんな病気の薬や液肥をやってもダメなんです〜と良くお問い合わせ頂きます。)
で、ここで注意が必要です。防除対象は「ダニ」です。いわゆるアブラムシやアザミウマみたいな「昆虫」とはチョイと違う「似て非なる虫」、一般的な殺虫剤はほぼ効きません。「対・ダニ」用の資材が必要になります。