白星(しろぼし)サヤエンドウ
家庭菜園の特権!とりたてのおいしさは格別!
エンドウ豆の原産地は中央アジアから中近東といわれ、生育適温は15〜20℃と冷涼な気候を好む。暑さには弱く、25℃以上になると生育が鈍る。エンドウ豆にはサヤを食べるサヤエンドウ、サヤの中の実を食べる実エンドウ、サヤと実を食べるスナップエンドウがある。俗に言う「グリーンピース」は実エンドウ。鮮度が落ちやすい野菜ですのでとりたてをすぐにゆでて食べたときの美味しさは格別!新しい食べ方として、もやしのように発芽させ、若い苗や蔓の先の柔らかい茎葉を食べる豆苗(トウミョウ)も普及してきた。
極上の甘みと至高の食感!あま〜い、砂糖エンドウ。
草丈の低い品種で、地際に近い節位から着莢する極早生種。収穫のタイミングを絹さやえんどうより数日遅らせて豆を少し膨らませた時が収穫適期です。流行のスナップ豌豆なみの糖度を呈しますが、スナップ豌豆のように莢が厚くならないので惣菜材料として最適です。
その名のごとく甘みが強く、なんと糖度は11度近くまで上がります。
莢の中の豆がプクッと膨らみ始めたら収穫です!
普通に生育すれば1花房に2莢ずつ着きますが、条件が良くなると1花房に3莢着く事もある豊産種です。適正な株間は1株立ちの場合で12cm程度までです。それより密植にした場合は欠粒による莢の変形などが起こる事があります。
サヤエンドウとしては耐暑性が強い方ですが、8月下旬が平坦地での播種限界です。それ以上の早蒔きは避けて下さい。