沖縄中長苦瓜(沖縄ゴーヤ)

暑い夏はコレでノリ切る!!

広く一般的に「沖縄ゴーヤ」とか「中長苦瓜」とか言われている品種です。草勢は強健で栽培は容易。ゴーヤ独特の苦味もしっかりあり、肉厚でみずみずしく、これこそ「ザ・ゴーヤ」と言った感じ。果長は25cm前後、果重300g前後の中長タイプ。
豊富に含まれている苦瓜のビタミンCは熱を加えても壊れにくく、夏バテ防止に最適です。平坦地では5~6月蒔きとなります。
ゴーヤの播種は暖かくなってからでOKです。慌てる必要はないよ!

基本、ゴーヤは暖かいのが好きで寒いのが嫌いな高温植物。生育も早いツル植物ですので慌てる必要はありません。畑に直播でも、育苗して苗を定植しても、どちらでもOKお好みでどうぞ。私の場合は「直播」です。上記画像はゴールデンウィーク播種、約2週間後の苗姿です。
自身で育苗された方ならおわかりだと思うのですが、ゴーヤの発芽って「遅い」ですよね。播種してから本葉が一対完全展開するまで、2週間ほどかかります。育苗すると水管理がズバリ面倒くさい。直播して鎮圧しておけば、そう簡単には水は切れませんよ。
仕立て方はお好みで!グリーンカーテンにしても良いですね。
ツル植物ですので仕立て方はお好みで!畑での採果目的なら家庭菜園なら合掌造りが一般的。本職の農家は完全な平棚作りが多いですね。
グリーンカーテンにしても良いですね、涼しげな日陰を提供してくれ、ゴーヤも収穫出来て、我が家では毎年作ります。
ゴーヤ収穫の感覚はキュウリと似てる。目的の大きさになったら即、収穫しよう!
ゴーヤは未成熟の果実を収穫する野菜。その点でくくるとキュウリなんかと考え方は同じ。いつまでもツルにぶら下げておくと木に負担をかけ続けるばかりか、果実も食べられなくなります。目的のサイズに到達したら、素早くどんどん収穫して下さい。
適正サイズでどんどん収穫して下さい。次々着果しますので、とり遅れに注意しましょう。
果実の収穫が始まったら、こまめな潅水と追肥が長持ちのコツ
ゴールデンウィーク頃に播種したならば、7/中旬頃には果実が取れ始めているはずです。梅雨が明けて光線量が増えると、ドンドコドンドコ着果し始めます。水と肥料の消費も右肩上がりですので、こまめな潅水と追肥を心がけておきましょう。
追肥は、地植えの場合は2週間に1回、株間に化成肥料一握り程度、潅水は晴れが続いたら数日に1回ぐらいで夏は越せると思います。プランターの場合は、潅水は朝晩しっかりやって下さい。
栽培のポイント
①土づくり:酸性の土壌では苦土石灰を2握りを撒いて耕起しておきます。元肥として完熟堆肥2kgと市販の肥料3握りを施して土と混ぜ、畝を作ります。
②タネまきと植え付け:一昼夜水に浸したタネをポリ鉢に植え、苗を作ります。タネまき適温は25~30℃となります。本葉2~3枚になったころ、畑に2~3mの間隔で植えます。
③その後の管理:ネット栽培、棚栽培のほか、地這栽培も出来ます。親ツルが1mくらいに伸びたら摘芯します。液肥500倍を月に2~3回施します。開花後3~4週間で収穫となります。
※このタネの発芽率は75%以上です。 ※このタネの発芽までのおおよその日数は4~6日です。