冬人88(ふゆとはちはち)
全世界のダイコンは、ほとんど日本人が食べている!
ダイコンはアブラナ科ダイコン属の越年草。日本での歴史は古く最古の書物である「古事記」にも記載されている。春の七草のひとつ「すずしろ」であり薬味や煮込み料理にも使われるなど、利用の幅は広い。大根は生産量・収穫量ともに日本が全世界の9割以上を占めていが大根は日本生まれの野菜ではない。大根のルーツには諸説あるのだが、原産はヨーロッパ地中海から中央アジア にかけてだというのが定説になっている。そこから東西に分かれヨーロッパ、アジア、日本へ伝わったとされている。ダイコンは繊維質が多い健康食品。95%が水分でビタミンCと消化酵素のジアスターゼが豊富。ジアスターゼは熱に弱いので、生のまま食べるのが効果的。辛み成分イソチオシアネートには抗ガン作用がある。
早太りでボリームあり、低温期でもジワジワ太る!
低温肥大性に優れ、年内〜2月収穫に適する秋冬大根。根長36〜38cm、根径7〜8cm、やや早太りで尻詰まり良し。中太りしにくく揃いが良くボリーム感に優れる。葉はしっかりして長めに育ち耐寒性に富む。肌は光沢があり美しい。
低温期でもジワジワ肥大する低温肥大性には定評があります。逆に収穫遅れには注意が必要です。
年末〜年明け収穫でピタリ!Σ(゜∀゜*)肥大良好!揃い抜群!
葉の生育が旺盛なため、元肥は極力控えめとし追肥主体の施肥設計が良い。低温肥大性に優れる反面、高温時の播種は注意が必要。生育スピードが早いため収穫遅れには注意する。
晩抽性はさほど高くないため、収穫は2月までに完了するのが安全。(d ̄▽ ̄)オッケ♪
大根栽培はマルチ栽培がメリット多し!白黒、駆使して作りきれ!
大根の栽培において、「水分の安定」と「雑草の抑制」は重要なポイント。たとえ小面積でもマルチ栽培をするメリットは大きい。高温時の播種は「白黒マルチ」通常の春秋まきは「黒マルチ」と使い分け、立派な大根を収穫しましょう!
マルチ栽培は生育が良いのはもちろんですが・・・後の管理が楽なんですよっ!除草はめんどくさいんですよ!(*^〜^*)ゝ