そのまんまdeナス ナスがママ
歴史は古く奈良時代、昔は「奈須比」今は「なす」
ナスはインドが原産とされるナス科の一年草で、日本へは中国から渡来し、すでに奈良時代には栽培されていました。特に原産地のインドでは「王の野菜」と呼ばれ重要な野菜である。インドで現在も見かける野生種は、丸形や卵形の小なすで英語でエッグプラント「卵植物」と言われるのもうなずける。 室町時代頃に、初めは「なすび」(奈須比)と呼ばれていたが、宮廷の女官が「なす」と呼んだらしくそれが定着した。江戸時代頃より広く栽培されるようになり、各地で様々な地方品種に分派しバリエーションに富む。ナスには特に目立った栄養はないのですが、一度聞いたら忘れられない名前の成分があります。それは、「ナスニン」という色素。ナスの青紫色の色素のことで、生活習慣病を予防する働きがあります。 ことわざにも「秋ナスは嫁に食わすな!」「一富士、二鷹、三なすび」などがあり、日本人にとってなじみのある庶民的な野菜となった。
見てかわいい、食べてもおいしい、驚きの矮性・短節間ナスが新登場。
鉢植え栽培に最適の短節間ナス。鉢植えなら草丈50cm程度となる。整枝などは不要で、放任栽培で良い。果実は長さ4〜6cm、果重40g前後。短卵型の小型ナス。ヘタは鮮やかな緑色で、果色は紫色。雌花の数が多く、1株から30〜40果以上収穫出来る。また、枝の切り戻しにより、さらに長期間の栽培・収穫も可能。茎葉や果実に、トゲがほとんど出ないので、作業上のストレスが軽減される。
プランタ・鉢栽培は乾燥しやすく、乾燥傾向だと果皮が厚くなりやすいので、水やりは頻繁に行い、土中水分を適度に保つ。開花後10日前後で収穫出来るが、収穫が遅れると、種子が目立つため、収穫遅れには要注意。